組合議会について
組合議会概要
組合議会は、地方自治法第89条の規定により普通地方公共団体に設置される「議決機関」であり、同法第292条の準用規定により特別地方公共団体である組合においても議会が設置され、市議会と同様住民の代表機関として組合の行財政運営や事務処理が適正に行われているかチェックするための機関であります。
組合議会には、年3回定期的に開催される定例会(概ね8月、11月、3月に開催)と必要に応じて特定の案件を審議するために開催される臨時会があります。[地方自治法第102条]
また、上記の本会議以外に、本会議とは関係のないその他の組合からの報告案件、議会運営等の議会内部の事項を取り扱う「議員総会」、行政機関の保有する情報の公開に関する法律(情報公開法)第5条及び第8条の不開示情報が含まれる又は含まれるおそれのある案件を取り扱う「全員協議会」が設置されています。
組合議会構成
組合議員は、組合を構成する関係市〔岸和田市及び貝塚市〕の議会から選出(岸和田市は8名、貝塚市は6名)された14名の議員で構成されています。組合議員の任期は、関係市の議会の議員任期と同じです。[組合規約第5条]
組合議会の権限と役割
組合議会は、市議会と基本的に同様で、もっとも基本的で本質的なものとしては、組合の条例の制定・改正・廃止、予算の議決、決算の認定のほか、組合が結ぶ大きな契約や財産の取得・処分などの「議決権」[地方自治法第96条、第97条第2項]、議長・副議長や管理者などを選挙する「選挙権」[地方自治法第97条第1項]、監査委員などの選任について同意を与える「同意権」[地方自治法第196条第1項等]、また、議決されたものが適正に執行されているかどうかを監視するために検査したり、現金や品物が正しく管理されているか、監査委員に事務の監査を求め、その結果の報告を請求する「検査及び監査請求権」[地方自治法第98条]、組合の事務全般にわたって正しく行われているかを調査する「調査権」[地方自治法第100条第1項、第100条の2]などの権限があり、これらに基づき、組合規約第3条の岸和田市と貝塚市が共同処理する組合の事務が円滑に遂行されるように議会活動をする役割があります。
議員名簿
<令和6年7月9日現在>
議席番号 |
役職 |
氏名 |
選出市 |
選出市議会に
おける所属会派 |
1 |
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井舎 英生 |
岸和田市 |
無所属フォーラム |
2 |
副議長 |
海老原 友子 |
日本共産党 |
3 |
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河合 達雄 |
にじの会 |
4 |
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橘川 亜紀 |
大阪維新の会 |
5 |
|
桑原 佳一 |
公明党 |
6 |
|
反甫 旭 |
きしわだ未来 |
7 |
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友永 修 |
公明党 |
8 |
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西田 武史
|
次世代政策会議 |
9 |
監査委員 |
出原 秀昭 |
貝塚市 |
自由市民 |
10 |
|
中川 剛 |
大阪維新の会
貝塚市議会議員団 |
11 |
|
中西 真知子 |
大阪維新の会
貝塚市議会議員団 |
12 |
議長 |
南野 敬介 |
新政クラブ |
13 |
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蓮池 陽佑 |
大阪維新の会
貝塚市議会議員団 |
14 |
|
前園 隆博 |
公明党議員団
|
南野 敬介 (議長)
海老原 友子(副議長)
出原 秀昭(監査委員)