クリーンセンターの基本理念
一般廃棄物を安全かつ安定的に中間処理し、生活環境の保全と公衆衛生の向上を図る
位置と周辺の概況
クリーンセンターの所在地は、岸和田市港湾部の142ヘクタールの人工島(ちきりアイランド)で大阪の都心部と関西国際空港との間の交通至便の地に位置する準工業地域です。
かつてここには、堺港とともに千石船でにぎわう商港として知られた貝塚港があり、古くから流通拠点として活躍してきた歴史があります。ここちきりアイランドは、陸海空の交通アクセスに優れ、人や自然環境にやさしい魅力ある都市を目指しており、新しい産業の拠点としてのポテンシャルを秘めています。
敷地面積 |
89,999.00㎡ |
工期 |
平成14年8月から平成19年3月 |
主要建物 |
ごみ処理施設棟(地下1階、地上7階建)
リサイクルプラザ棟(地上6階建)
管理啓発棟、計量棟 等 |
建築面積 |
25,313.92㎡ |
延床面積 |
53,799.98㎡ |
緑化面積 |
28,039.04㎡ |
ごみ処理施設棟
処理能力 |
531t/日(177t/炉×3基) |
焼却炉形式 |
全連続式焼却炉(ストーカ式) |
発電設備 |
抽気復水タービン(発電出力最大12,000kW) |
煙突高さ |
100m |
リサイクルプラザ施設
粗大ごみ処理施設 |
処理能力 41t/日
可燃性粗大ごみせん断式破砕処理設備
不燃性粗大ごみ回転式破砕処理設備 |
資源化処理施設処理能力 |
32.6t/日
びん、缶選別処理設備
ペットボトル選別処理設備 |
啓発活動
岸和田市、貝塚市の皆様に廃棄物のリデュース(減量)、リユース(繰り返し使う)、リサイクル(再利用)を目指し、持続可能な循環型社会の構築を理解していただくことを目的とした活動を実施しています。
クリーンセンターの特徴
- 最新の排ガス処理施設を整備し、煙突から排出される排ガス中のダイオキシン類濃度は0.1ng-TEQ/㎥N
以下としています。
- ごみ焼却によって生じるエネルギーを蒸気と電気に変え、クリーンセンター内で利用するだけでなく、
余剰分は外部にも送ることが可能です。
- リサイクルプラザには資源循環型社会推進のための啓発施設を併設しています。
- クリーンセンター内に降った雨水は貯留し、有効利用しています。
- 敷地内に高低木を配した緑地帯を設け、潤いと安らぎの空間をめざしています。
事業概要(組合・クリーンセンター)